子ども一人一人を大切にした心理的安全性のある学校を目指して
学校は一人一人の子どもにとって安心・安全な居場所であり、今を生きる子どもたちにとって特別な場所であり続けたいと思います。そのために子どものよさや可能性を伸ばすとともに、達成感・充実感を味わわせ、自己肯定感及び自己有用感を感じることができる場でありたいと考えます。また、私たち教職員一人一人にとっても居心地がよく、常に心理的安全性のある場でありたいと思います。そのような場所を目指し、築き上げていくことで、子どもも教職員も保護者も地域の方々も「境南小学校でよかった」と心の底から思える学校づくりを推進していくため、以下の3つを大切にし、目指していきます。
「子どもが主体性を育む学校」 子どもの「やってみたい」「知りたい」という知的好奇心により、学びは広がり、継続していきます。生きていくうえで、自らが考え、判断する場面は今後も数多くあらわれ、その時にどのように適切に判断できるかは経験の差に左右されます。小学校段階において、子どもの思いや願いを受け止め、できるだけ実現させていくことは子どもの自信となり、次の意欲につながります。そのため、本校は子ども一人一人の主体性を大切にし、目的意識をもって自己決定ができる場であり続けることを目指します。 「子どもが学び合い、高め合う学校」 人は1人では生きてはいけません。誰かの支えがあって、誰かから信頼されることで自らの存在価値を認識し、自信をもって生きていくことができます。学校は、友達、教職員、保護者、地域の方々等、様々な方々とのかかわりがある場所です。本校は、一つ一つのかかわりを大切にし、多様性を認めるとともに、かかわる様々な人のよさを認め、自らのよさを振り返り、さらなる自分の高まりを実感していくような場であると考えます。学校だからこそできる人とのかかわりを大切にして、自らのよさや可能性を伸ばしていくことができるような学校を目指します。 「子ども一人一人を大切にした誰一人取り残さない心理的安全性のある学校」 子どもにとっての「居場所」である教室、学校が居心地がよく、心から楽しめる場であり続けるよう子ども一人一人をしっかり見取り、大切にしていかなくてはならないと改めて感じています。いつでもどこでも誰とでも話せる教職員であるとともに、その親和的な関係づくりを基盤としての学校を目指します。
武蔵野市立境南小学校 校長 杉谷 努 |
更新日:2025年05月23日 11:21:04